航空大学とは?|独立行政法人「航空大学校」ミニ辞典

日本唯一の公的パイロット養成機関です!

 

■航空大学は、昭和29年に宮崎市に運輸省(当時)の付属機関として発足しました。

 

■その後、飛行訓練空域等が宮崎1ケ所では不足したため、昭和44年度に仙台分校、昭和47年度に帯広分校が開校しました。

 

■航空大学校は、平成13年4月に、国の直接運営から離れ、「独立行政法人航空大学校」となり、修業期間を2年4ヶ月から2年に短縮し、新たな出発をし、現在に至ります。

■航空大学の卒業生ですが、これまでに3,500名を超える卒業生を世に送り出しています。卒業生の大半はエアラインに就職していて、全エアラインパイロットに対し 航空大学校の卒業生は約40%を占めています。

 

■航空大学校を卒業した女子学生の就職状況ですが、平成26年4月現在、当校を卒業した女子学生は23名います。 就職状況は次のとおりです。全日空2名、日本航空4名、日本トランスオーシャン航空1名、ジャルエクスプレス1名、ジェイエア5名、スカイネットアジア航空1名、日本エアコミューター1名、エアーニッポン3名、スターフライヤー1名、本田航空1名、航空大学校(教官)1名です。

 

■航空大学校で奨学金を必要とする学生には、選考のうえ財団法人航空振興財団から一定額(月額60,000円)の奨学金を受けることが可能です。

 

■上記奨学金は他の奨学金との併用が可能です。 ただ、審査基準があるため、希望者全員が奨学金を受けられるとは限りません。航空振興財団の奨学金以外には、日本政策金融公庫等の教育ローンの融資を受けることは可能で、こちらは学生個人での手続きが必要です。

■航空大学校の受験に際し、どこの大学又はどの学部が有利になるというものはなく、大学を2年以上修了し、所定の単位を修得した方ならどなたでも受験可能で、どの大学又はどの学部を専攻されても結構です。

 

■ただし入学後の授業では、高校レベルの数学、物理の知識を前提とした科目があります。特に、数学は「ベクトル、初等関数、微積分」、物理は「力学、熱力学、電気」の分野が重要となります。

 

■参考までに最近の出身学部は、工学部や理工学部、経済学部、教育学部、法学部、外国語学部、人間科学部など様々です。

航空大学〜入学から卒業までのロードマップ〜

■宮崎、帯広、仙台にある航空大学の各キャンパスは、それぞれ宮崎空港、帯広空港、仙台空港に隣接しています。

 

■エアライン・パイロットをめざす飛行機操縦科学生は6月、9月、12月、3月の4期に分かれて入学します。

■まず宮崎キャンパスで5カ月間の学科教育を受講。そして帯広キャンパスにおいてシングルエンジン機のビーチクラフトA36ボナンザを使用してのフライトトレーニングを開始、合計6カ月で自家用ライセンス相当のテクニックをマスターします。

 

■続く6カ月間は再び宮崎キャンパスでのフライト課程となります。ここでは帯広と同じくボナンザを使用しますが、ここでは事業用ライセンス相当、つまりプロパイロットとしてのより高度なテクニックや判断力をマスターするのが目的です。

 

■それから、最終課程となるのが仙台キャンパスです。ここではレシプロ双発機のビーチクラフト式G58型機を使用し、より複雑で高性能な機材でのオペレーションや計器飛行をマスターします。

■この仙台キャンパスでの最後の7ヶ月間のフライトトレーニング(この間に、エアラインの入社に向けた試験も開始される)を終えれば卒業となります。

 

■いよいよエアライン・パイロットとして歩み出す事になります。

 

<※>なお卒業時の取得ライセンスは「飛行機・事業用操縦士(陸上単発・陸上多発)」そして「計器飛行証明」となります。

航空大学校入学のための予備校「パイロット予備校」の詳細はコチラを